こんにちは~、hiroです。
その五は「ワックス選び」です。
まず、ホットワックス用の固形ワックスは大きく別けて2種類あります。
・パラフィン系ワックス(ベースワックスと呼ばれている)
・フッ素系ワックス(滑走ワックスと呼ばれている)
元々はパラフィン系のワックスが主だったのですが、
滑走抵抗のより少ないフッ素系ワックスが開発されたことで、
多くの人がフッ素系ワックスを使用するようになっております。
フッ素系のワックスはソールへの喰いつきが弱い為に、
通常はソールへの喰いつきが強いパラフィン系ワックスを先にソールへ浸透させます。
フッ素系ワックスはパラフィン系ワックスとは結合しやすいので、
パラフィン系ワックスの後から塗ることで効果が持続しやすくなります。
レースや競技でコンマ1秒を争うのでなければ、パラフィン系ワックスだけでも
十分な滑走性能を得ることができるそうです。
パラフィン系ワックスを使用した下地作りに関しては、
「その弐」で説明していますので是非読んでみて下さい。
「その弐」はこちら。
各ワックスメーカーのWebページでも詳しい解説が載っていますのでご覧下さい。
GALLIUMでは気が遠くなるほど素晴らしい解説が・・・・・。
GALLIUMの下地作りはこちら。
やっぱり簡単に下地作りができるサーモバックがお勧めです~。
ワックスメーカーによってワックスの考え方は様々なので、まずそれを説明しましょう。
まず最初は、
「ワックスは基本的に柔らかくて、ソールの隙間から少しずつ表面に出て、
水を弾いて滑走抵抗を減らす。」という考え方です。
これはGALLIUMやHOLMENKOLといった老舗のワックスメーカーの考え方です。
次に、「ワックスは基本的に硬くて、表面がつるつるであれば滑走抵抗は減る。」
という考え方です。
これはR=0などの新しいメーカーに多い考え方です。
老舗メーカーの考え方では、
下地を作る際には柔らかい高温用のワックスから浸透させるというのが
一般的ですが、R=0ではあまり下地作りの重要性を謳っていません。
でも、実際にはR=0を使っているレーサーも下地をちゃんと作っているそうです。
R=0のワックスは全体的に硬いので、下地作りにはあまり適しません。
そこでR=0の為の下地作りはGALLIUMで行うと良いそうです。
R=0とGALLIUMのワックスの基本成分は同じだそうで、両者の相性は良好なのだそうです。
CALLA Factoryでは老舗メーカーのワックス理論を推奨していますので、
その考え方に基づいたワックス選定になっています。
今回講習会が行われたTOWNPUMPでは、
GULLIUMとR=0を使っているお客さんが多いそうです。
それでは、
それぞれのワックスメーカーでの具体的な滑走ワックスの選び方を見てみましょう。
GALLIUM
本州であればほとんどSSF25でOK!
SSF49は春用です。
迷った時はSSF25で決まり!
R=0
エメラルドかルビーで決まり!
R=0ワックスでは、
低い温度用が硬く、高い温度用が柔らかいという一般概念は通用しません。
雪の水分が多いときはフッ素の多いルビーを選択。
逆に乾燥しているときはパラフィン系のエメラルドでOK!
こんな感じでございます。
ちなみに私が使っているマツモトワックスでは、
私の経験で言えば・・・・・、
Extra HighのBlueでほとんど大丈夫だと思います。
選定のポイントは、
温度:最低気温で選択する。
湿度:湿り雪には高フッ素。乾燥雪にはフッ素無しの方が良い場合もあり。
新雪:雪の結晶はワックスに刺さるのので硬めを選択する。
こんな感じで気持ちよく滑れるのではないでしょうか~。
皆さんのお勧めがあればコメントお願いします。
特にDOMINATORの使い方が上手な方大募集です。
CALLA Factoryのボードメンテナンス講習会 完!
メンテナンス講習会「その壱」はこちら。
その五は「ワックス選び」です。
まず、ホットワックス用の固形ワックスは大きく別けて2種類あります。
・パラフィン系ワックス(ベースワックスと呼ばれている)
・フッ素系ワックス(滑走ワックスと呼ばれている)
元々はパラフィン系のワックスが主だったのですが、
滑走抵抗のより少ないフッ素系ワックスが開発されたことで、
多くの人がフッ素系ワックスを使用するようになっております。
フッ素系のワックスはソールへの喰いつきが弱い為に、
通常はソールへの喰いつきが強いパラフィン系ワックスを先にソールへ浸透させます。
フッ素系ワックスはパラフィン系ワックスとは結合しやすいので、
パラフィン系ワックスの後から塗ることで効果が持続しやすくなります。
レースや競技でコンマ1秒を争うのでなければ、パラフィン系ワックスだけでも
十分な滑走性能を得ることができるそうです。
パラフィン系ワックスを使用した下地作りに関しては、
「その弐」で説明していますので是非読んでみて下さい。
「その弐」はこちら。
各ワックスメーカーのWebページでも詳しい解説が載っていますのでご覧下さい。
GALLIUMでは気が遠くなるほど素晴らしい解説が・・・・・。
GALLIUMの下地作りはこちら。
やっぱり簡単に下地作りができるサーモバックがお勧めです~。
ワックスメーカーによってワックスの考え方は様々なので、まずそれを説明しましょう。
まず最初は、
「ワックスは基本的に柔らかくて、ソールの隙間から少しずつ表面に出て、
水を弾いて滑走抵抗を減らす。」という考え方です。
これはGALLIUMやHOLMENKOLといった老舗のワックスメーカーの考え方です。
次に、「ワックスは基本的に硬くて、表面がつるつるであれば滑走抵抗は減る。」
という考え方です。
これはR=0などの新しいメーカーに多い考え方です。
老舗メーカーの考え方では、
下地を作る際には柔らかい高温用のワックスから浸透させるというのが
一般的ですが、R=0ではあまり下地作りの重要性を謳っていません。
でも、実際にはR=0を使っているレーサーも下地をちゃんと作っているそうです。
R=0のワックスは全体的に硬いので、下地作りにはあまり適しません。
そこでR=0の為の下地作りはGALLIUMで行うと良いそうです。
R=0とGALLIUMのワックスの基本成分は同じだそうで、両者の相性は良好なのだそうです。
CALLA Factoryでは老舗メーカーのワックス理論を推奨していますので、
その考え方に基づいたワックス選定になっています。
今回講習会が行われたTOWNPUMPでは、
GULLIUMとR=0を使っているお客さんが多いそうです。
それでは、
それぞれのワックスメーカーでの具体的な滑走ワックスの選び方を見てみましょう。
GALLIUM
本州であればほとんどSSF25でOK!
SSF49は春用です。
迷った時はSSF25で決まり!
R=0
エメラルドかルビーで決まり!
R=0ワックスでは、
低い温度用が硬く、高い温度用が柔らかいという一般概念は通用しません。
雪の水分が多いときはフッ素の多いルビーを選択。
逆に乾燥しているときはパラフィン系のエメラルドでOK!
こんな感じでございます。
ちなみに私が使っているマツモトワックスでは、
私の経験で言えば・・・・・、
Extra HighのBlueでほとんど大丈夫だと思います。
選定のポイントは、
温度:最低気温で選択する。
湿度:湿り雪には高フッ素。乾燥雪にはフッ素無しの方が良い場合もあり。
新雪:雪の結晶はワックスに刺さるのので硬めを選択する。
こんな感じで気持ちよく滑れるのではないでしょうか~。
皆さんのお勧めがあればコメントお願いします。
特にDOMINATORの使い方が上手な方大募集です。
CALLA Factoryのボードメンテナンス講習会 完!
メンテナンス講習会「その壱」はこちら。
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ガリウムベースワックスGENERAL WAX(220ml

このワックスは良いです。スプレーワックスの中では一番だと思います。毎年愛用しているお気に入りです。・ボードのメンテナンス講習会へ参加! その参・革のメンテナンス方法・メンテナンス・線状のヤツの話・なっ、なんじゃ?ワックス掛け不要のフローリングメンテナンス [続きを読む]
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